| △ 講習会スナップ 下の3枚は毎回御馴染みの懇親会にご参加者が持ち込まれたカスタムモデル
2007年7月7日 第7回床井雅美講習会が、東京,青山エリアで実施されました。
今回は初めて、ダブルテーマとしました。1つのテーマでの4-5時間の講演をおこなう場合、どういても大きなテーマを掲げざるを得ませんが、1テーマ2時間程度の講演とすれば、様々な内容でのお話ができます。そこで今回は、“ブローニングパテントの系譜” “スモールアームズ年次報告 最新小火器動向” この2テーマとしました。
“ブローニングパテントの系譜”。
ウィンチェスターとの契約でレバーアクションを設計、その後のスライドアクション・レピーターの開発を通じて、ブローニングは直線運動により連射する銃に新たな可能性を見ることになります。
発射ガスによるエネルギーを銃の自動化に使えないかと考え、ブローニングは自動火器の開発に向かって突き進みました。マシンガンの開発を進めつつ、アメリカに自転車を売りに来ていたベルギーFN社とコントラクトを結んで開発した小型セミオートマチックピストルが、ブローニングのフィールドを広げ、銃の世界を大きく変えて行きました。そして100年近く前に開発されたブローニングのピストルとマシンガンは、現在もほぼ同じ形で第一線で使われています。
講習では、ブローニングの開発した様々なモデルを見ながら、その偉業を再確認しました。
“スモールアームズ年次報告 最新小火器動向”
冷戦終了により、イデオロギーの対立はとりあえず解消されたものの、21世紀はテロとの戦い時代となり、大型兵器よりむしろ小火器が重要な武器として注目を集めています。現在の銃器トレンドを解説するこの講習では、アメリカ軍特殊部隊用新45口径ピストル、EU加盟を目指すトルコによる精力的なピストル開発、P90に始まるボディアーマー貫通を目指した小型火器開発のロシア、中国への波及、223の長距離戦での威力不足から再び注目を集める7.62mmライフル、6.8mmSPCの可能性、カービン化が進むアサルトライフル、ランドウォーリア計画の進捗、等を紹介しました。
今回は61名様にお申し込みを頂き、9名様のご都合が付つかなくなった結果、52名様のご参加で講習が実施されました。
13時スタートで15時には終わる予定だったブローニングの講習は、16時まで掛かり、10分の休憩を挟んでスモールアームズ年次報告を開始しましたが、終了予定の17時には終わるはずもなく、急遽、30分会場使用を延長し、17時30分に講習を終えました。
講習終了後、IWA2007で集めた各メーカーのgiveawayやカタログを御参加された皆様に、順番を抽選で決めてお配りしました。
ガンメーカー各社の帽子、キーホルダー、ピンズ、パッチ、ネックストラップ、トランプ、ペン、ポスターなど大半が非売品です。その他、北海道のガンショップ“Shooting Supply”様からご提供頂きました帽子と北海道産鹿肉の缶詰も加わりました
特に珍しいものとして、床井雅美のレポートで毎回名前は見るものの、どのような人なのか謎だと言われる(一部には“架空の人物では”との説もある)フォトグラファー神保照史の顔写真が大きく載ったスペイン・ガンカレンダー(撮影:神保照史)もありました。
18時より会場近くの店で30名様ご参加で懇親会がスタート、テーブルでは様々な銃談議が交わされ、20時からはその2次会に突入、午前0時から3次会となり、終了は翌8日午前5時8分でした。最後まで残られた10名のご参加者は、始発電車でご帰宅となりました。
16時間に及ぶ床井雅美講習会2007はおかげさまで無事、終了致しました。御参加された皆様に厚く御礼申し上げます。
床井雅美講習会は、2008年も同じ時期に開催される予定です。2008年も皆様にお会いできますことを楽しみにしております。

△ “ブローニングパテントの系譜”
▽ “スモールアームズ年次報告 最新小火器事情”

July 10, 2007 Satoshi Maoka
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