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Chapter 1: 第二次世界大戦前,1930年代
1-1 Page 1 : Mauser M1914, Sauer & Sohn M1914, M1934
1-2 Page 2 : Sauer & Sohn M38(H), DREYSE
1-3 Page 3 : Walther PP, PPK, M1880 Revolver
Chapter 2 占領時代,1945-1949
2-1 Page1 : 占領,そして分裂, P08, Walther P-38
2-2 Page2 : S&W Military & Police, Unique M17/M17R, Enfield No.2 MKI
2-3 Page3 : スペイン内戦,Astra Model 300
Chapter 3 : ワルサー復活 1950-1969
3-1 Page1: 東西分裂、Manurhin Walther PP, PPK、FN M1910, M1922
3-2 Page2: MAB Model D, Walther PP, PPK、BKA, BGS
3-3 Page3: SIG P210-4
3-4 Page4: Walther P-1, Heckler & Koch 4
Chapter 4: テロの嵐
1970年代
4-1 Page1 : ミュンヘン・オリンピック・テロ事件、ドイツにおける反政府活動
4-2 Page2 : ドイツ警察武装強化
4-3 Page3 : Walther PP Super, SIG Sauer P230
Chapter 5: 9mm×19ピストル・トライアル
5-1 Page1: ドイツ警察新制式トライアル要求項目, ワルサーP38K
5-2 Page2 : SIGザウエル P220, ヘッケラー&コッホ P9S
5-3 Page3 : ワルサーP5, マゥザーHsP
5-4 Page4 : SIGザウエルP6(225), ヘッケラー&コッホP7, 第二回拡大西ドイツ警察制式ピストル・トライアル
Chapter 6: 東ドイツ “ドイツ民主共和国”
6-1 Page1: 東ドイツの興亡
6-2 Page2: 1950年代 CZ38, CZ27, P1001-0, P-08
6-3 Page3: 1960年代−1980年代、マカロフ, CZ45, Z, スチェッキン, PSM
Chapter 7: 統一ドイツ
page 7-1 ドイツ統一
page 7-2 新世代ピストルの採用 Heckler & Koch P8
page 7-3 P10, そして出遅れたワルサー P10, P99 U.S. SOCOM MK23, Heckler & Koch P10, Walther P99
page 7-4 新世代第二期 SIG Pro 2009, Heckler & Koch P2000, Glock 9M
Chapter 8 Conclusion 終章
page 8-1 軍事連絡部、市民警察の武装と国境警備隊の武装
page 8-2 ニーダーザクセン州警察戦後の武装
page 8-3 ニーダーザクセン州警察のライフルとマシンガン
page 8-4 ケルン警察の使用弾数、チャンバーへの装填
Appendix 1 : 追加資料1 ドイツ官需ピストルナンバー
Appendix 2 : 追加資料2 西ドイツ警察機構&採用ピストル 1979
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“ピストルを携帯し、必要に応じて使うことが許される職業”と質問されたら、まず何を思い浮かべるだろうか。おそらくほとんどの人は“警察官”と答えるだろう。
子供の時にピストルに興味をもった人なら、一度は警察官になることに憧れたはずだ。しかし、警察官の業務は、ピストルを合法的に持てるといっても、子供が思い浮かべるような世界ではなく想像以上に過酷だ。そのため、ほとんどの人は、成長するとともに現実が見えしまい、その夢から覚めてしまう。
だが、大人になっても警察のピストルに興味をもつ人は少なくない。
警察官が実際に装備しているピストルは、どのようなものだろうか。日本警察は装備ピストルの機種を、公式に発表することはほとんどない。わずかに聞こえてくる情報により、ガン雑誌に警察装備ピストルが記事として載ったことはある。一方,アメリカの警察が装備するピストルについては、情報公開が進んだ国だけに、かなりはっきりしている。
他の国の場合、どのようなピストルを警察が装備しているかの情報はきわめて少ない。
海外旅行や出張で出かけた時、警察官を街角で見かけ、腰のホルスターに視線をはしらせた銃器愛好家も多いだろう。だが、ピストルは、ホルスターに隠れて、その機種まで見破れない場合が多い。
軍制式ピストルに関する記事は少なくない。反面、ある国の警察標準ピストルに関して、系統的にまとめた記事はあまり見かけない。
そこで次回から数回にわたって、ドイツ警察の装備ピストルの変遷についてリポートすることにした。ドイツを選んだのは、アメリカ、イタリア、ベルギーと並んで優秀なピストルを開発・生産し続けてきた国だからだ。ドイツ警察が装備したピストルは、興味深い製品が多い。そして、警察装備ピストルの変遷も、ドイツの歴史の流れに連動している。
銃に多少興味を持っている人は、「ドイツの警察拳銃ならもう知っている」と言うかもしれない。
はじめワルサー・モデルPPピストル(Walther Model PP)もしくはワルサー・モデルPPKピストル(Walther Model PPK)を装備し、後にワルサー・モデルP5ピストル(Walther Model P5)、SIGザゥアー・モデルP225ピストル(SIG Sauer Model P225)、H&KモデルP7ピストル(H&K Model P7)を採用し、現在H&KモデルP10ピストル(H&K Model P10)が装備されている。
基本的に正解だが、それらのよく知られるピストルの他にも、ドイツ警察によってさまざまなピストルが採用されて使用された。
ごく短い期間使用されたワルサー・モデルPPスーパー・ピストル(Walther Model PP Super)、警察ピストル・トライアルに敗れたマゥザー・モデルHsP(Mauser Model HsP)。また第二次世界大戦終戦直後に連合軍が持ち込んだ様々なピストルや,戦後海外から輸入されたピストル等がドイツ警察によって使用された。
それらのモデルを紹介しながら、ドイツ警察がなぜドイツ軍と同じモデルP1ピストルやモデルP8ピストルなどを採用しないのか。ドイツにおける警察の事情なども記述していきたいと思う。
本記事は銃器研究家である床井雅美氏の協力により、床井写真アチーブから数多くの画像を掲載する。毎月1回更新する継続記事とする予定だが、不定期な連載となることをお許し頂きたい。
Jan.29, 2002
revise : Feb.10, 2002. Mar.7, 2002

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