射撃のマナー・基礎中の基礎

Chapter1: トラップ, 射台間の移動と装填のタイミング Trap Shooting, Transfer & Loading
by M.T.

スムース&安全に射場で撃つために

 あなたが、クレー射撃の初心者、且つ、いろいろ教えてくれる親切なクラブ等に参加していないことを前提にお話します。ご自分は初心者ではない、というのであれば、これは読む必要はないハズ…です。でも短い文章なので、再確認の意味で読んでみても良いでしょう。

射台間の移動
 初心者のあなたは、トラップ射撃に行って何か言われたことはありませんか?自分ではちゃんとやってるつもりなのに、1〜2人で撃ってるときは分からなかったけれど、4〜5,6人くらいになってしまうと、自分が周りのペースを崩しているようだ?そんな事はありませんか?
 簡単なようで、意外に判りにくいのが、射台間の移動です。自分が撃ち終わったら、すぐに射台を出てしまってはいませんか?
 基本すぎるのか、教本にも載っていないし、射撃場にも注意書きとして書かれていません。
 一人の時なら良いですが、複数人で撃つときは、次の射手が撃ち終わるまで、貴方は射台を出ては行けません。図を使い、射団の流れをわかりやすく説明します。
 貴方は下図の1番に立っています。さて、1番で撃ちました。すぐに次の行動を起こしたいところですが、2番の射手が撃ち終わるまでじっと待ちます。2番の射手は、不慣れな人でない限り撃ち終わってもジッとしているはずです。貴方は2番の人が撃ち終わったら、今いる1番射台を出て、2番射台の手前まで行きます。

 2番にいる人は、3番の人が撃ち終わったら出ていきますので、そうしたら貴方は空いた2番に入り、次の射撃順を待ちます。後はその繰り返しですが、5番だけは撃ち終わったらすぐに射台を出て構いませんが必ずプーラーハウスの後の決められたルートを通ります。ショートカットしてはダメです。
 たまに、次の射台の人が出て行くまで、射台を出ない人がいますが、これは、NGです。そういう人が2人もいたら、射台の移動が一斉にしか出来なくて、流れがおかしくなります。

装填のタイミング

 セミ・オートマチック・ショットガンは装填に時間が掛かるからと、自分の順番がくる前に、めったやたら装填する人がいますが、これもNGです。
 一般射手にとって一番嫌なのが、めったやたら装填する人です。
 射撃体勢→コール→射撃。この間に“がっちゃ〜ん”とやられるのは集中力をそがれて、非常に嫌な物です。やってる貴方は気にならないでしょうが、2つ位後でやられても非常に嫌な物です。
 だいたい、見ていて、非常に危なっかしく見えるのです。撃つ直前まで、銃は絶対安全な状態を保たなければいけません
 これは、空ケースが隣に飛んでいく以外に、自動銃がトラップで嫌われる要因の一つだと思います。マナーを守って楽しい射撃をしましょう。
そして、この先、安全に射撃を楽しんでいくために

装填時に誤って落とした弾は、射撃後に拾いましょう。
閉鎖するときは、絶対に地面に向けて閉鎖しないこと。
横に向けて閉鎖しないこと。(自動銃は無意識にやりがち)


を励行して下さい。閉鎖するときは必ず、弾が出ても良い方向に向けて閉鎖しましょう。
閉鎖時に弾が出ない保証はありません。万が一暴発したら、仮に銃器にも問題があっても、貴方はその結果に責任を負わなくてはなりません。「何いってんだ」と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、上記例で、実際に事故が起きています

貴方が、安全を最優先に、そして、マナーを守り、クレー射撃という楽しい趣味を、末永く楽しまれる事を願っています。

Sep.1, 2002
by M.T.

射撃のマナー・基礎中の基礎 Fundamental manners of shooting
chapter 1: Trap, 射台間の移動と装填のタイミング by M.T.
chapetr 2: 銃口の向き
chapter 3: チャンバー・セフティ・フラッグ
chapter 4: スキート未経験者の為のルールとマナー by Yuji Takase 

△ up