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| 射撃のマナー・基礎中の基礎 Fundamental manners of shooting chapter 1: Trap, 射台間の移動と装填のタイミング by M.T. chapetr 2: 銃口の向き chapter 3: チャンバー・セフティ・フラッグ chapter 4: スキート未経験者の為のルールとマナー by Yuji Takase |
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| NRA公認のchamber Safety, MTM製とJFS製。短いものはライフル用にカットしたもの | |||||||
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チャンバー・セフティ・フラッグ Chamber Safety Flag ここではあまり語られることのない、射撃場での基本的なマナーを紹介している。 しかし、今回のチャンバー・フラッグについては、日本で使用している人はほとんど存在しない。チャンバー・フラッグの存在を知っている人も殆どいない。 これでは、とても“マナーの基礎”ということは出来ない。しかし、安全に射撃を楽しむためには、非常に有効なモノであると考えるので、あえてここで紹介することにした。 射撃場では、銃は常にカラの状態にしておき、発射の直前に装弾を装填する。これはいかなる理由があろうとも、絶対に守らなければならない。その際、銃口は標的側に向いていることが必要であることは、前回書いた。 射撃の順番を待つ間、銃はガン・スタンドに立てかけておくか、ガン・ケースに仕舞われている。 ガン・スタンドに立てかけておく場合、上下2連銃であれば、銃は折っておくことで、その銃が装填されていないことを示すことが出来る。ボルトアクションの場合は、ボルトを開放、出来るならボルトは外してしまった方が良い。セミオートマチック、スライド・アクションの場合は、ボルトを開放しておく。 殆どの場合、このボルト開放のマナーは守られている。しかし、セミ・オートマチックやスライドアクション・レピーターは、ボルトが開放されているか否かは、一見しただけでは判りにくい。 誰が見ても、一見しただけでボルトが開放されていることを判るようにする“印し”がこのチャンバー・フラッグだ。これはポリエチレン(polyethylene)製の板と棒で、目立ちやすいように黄色で作られている。 ボルトを開放して、このチャンバー・セフティ・フラッグをエジェクション・ポートから突っ込んでおく。こうすれば、ボルトが開放されて安全であることが、ひと目でわかる。周囲のシューターは、その銃が安全な状態になっているでことがわかり、安心出来るわけだ。またこれは自分自身にとっても、銃の開放、アンロードをひと目で確認することが出来る。 自分は、ミスなど犯さないと、確信していている人もいるかもしれない。しかし、これは過信というものだ。人間はミスを犯す可能性が常にある。そのミスを防止する意味でも、このチャンバー・セフティ・フラッグを利用した方が良い。 ライフルに利用する場合、棒も部分が長すぎて、そのままではチャンバーを抜けて、バレルにまで入ってしまう。ポリエチレン製の棒であるので、ライフリングを傷つけることはないだろうが、精神的に良くないので、短くカットすることをお勧めする。 競技用のライフルの場合、このチャンバー・セフティ・フラッグは特に有効なツールだ。 ベンチレスト競技では、射撃直前まで、ボルトは外しておき、合図と共にボルトをボルト・ホルスターから抜き出して、銃にセットすることがルールになっている。射撃を終了したなら、即座にボルトを外す。これは安全を非常に高く意識したものだ。 しかしポジション射撃用のフリー・ライフルは、チーク・ピースを高く調整した場合、それを外さないと、ボルトを抜き出すことが出来ない。 ISSFのルールでも、ボルトを毎回外すことを求めてはいない。であるなら、チャンバー・セフティ・フラッグを使用して、その銃が安全な状態であることを、自分自身や周囲のシューターに見えるようにしたほうが良いだろう。 かつて、“銃を置いて射座から離れるときは、銃口カバーをつける”、という安全指導があったらしい。銃口カバーをつけるとは、布製の小さな袋、あるいは射撃用グローブを銃口に被せることをいう。 これで、この銃は安全な状態ですよ、と回りに示すつもりなのかもしれない。その姿勢は間違いではないが、ちょっとズレているように思う。銃口にカバーがされているから安全、というのは何も説得力がない。チャンバーが開放されて、決して閉鎖出来ない状態にある、ということを示すチャンバー・セフティ・フラッグのほうが、安全性のアピールとして、何倍も意味があることだ。 写真のAnschutz 2013に付けてあるのは、AR-15用のチャンバー・セフティ・フラッグだ。 これも長すぎるので、短く切断した。22LRの場合、ローディング・ポートが小さすぎて、通常のセフティ・フラッグではとても入らないので、これを使用している。 ライフルであれ、ショットガンであれ、チャンバー・セフティ・フラッグを使用しているシューターは、日本には殆どいない。第一、日本の銃砲店でも売っていない。 私の知る限り、唯一扱っているのは、通販系ガンショップである“GUN-BANK”だけだ。 Gun Bank http://www.gun-bank.com/ ライフルシューターや、セミ・オートマチック、スライドアクション・レピーターを撃つショットガンナーは、このチャンバー・セフティ・フラッグを使用することが、射撃場では当たり前というようになって欲しいと思う。射撃場の安全は、ひとりひとりのシューターの意識と行動によって維持されるものだからだ。 Nov.16, 2002 |
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